サーキットラジアルタイヤについて
最近のサーキットラジアルタイヤの進化は目まぐるしいものがあると思うのは、私だけではないでしょう。
特に、ST600クラスの溝付きタイヤは、各メーカーのシェアをめぐっての戦いは、すごいの一言です。
ただ、私を含め多くのライダー(サーキット走行の)は、そのセッティングをめぐり、悩んでいる方が多いと思います。
走行前に冷間でエア圧を測るのですが、各メーカーによりその推奨値が違います。
もっと面倒なのは、前回の走行時にいい感じだったのに、今回はえらくタイヤが荒れてしまった、などという声が案外多いことです。
これは、タイムアップのためにタイヤが進化し、その結果、ある程度ピンポイントセッティングを余儀なくされているからだと思います。
走行会に参加されている方々(レース未参戦)は、ワンランク下のタイヤをチョイスされてみるのも良いのでは?と思います。
また、レース用ラジアルの方は、冷間時のエア圧でセットしていても、温間での変化が状況により大きいため、
当チームでは、温間での変化の安定のため、チッソガスを使用しております。
タイヤ内部に水分の混入もなく、エア圧の変化も少ないため、セッティングが安定します。
まあ、サーキットにボンベを持ち込むのは、面倒ではありますが。
前日にセットしておけば良いのでは。
自分だけの、ベストなエア圧を見つけて、サーキットを楽しんでください。