レースシーズンオフのファクトリー事情

2010.02.09 02:26 BLOG

毎日天気が安定せず、夜中は結構冷え込む日が続いてますね。
12、1、2月は、レースシーズンオフなので、一休みかと思いきや、そうはならず、マシンのメンテナンスに忙しくなります。
サーキット走行を楽しんでおられる方々も、整備に余念がありません。
ここでしっかり整備しておけば、余裕を持ってシーズンを迎えられますし、また、昨年まで頑張ってくれたマシンに感謝の気持ちの表れでしょう。
なかでも、結構面倒なのが、エンジンでしょうね。
どこまでやるか、パーツの導入、加工等々、プランの段階から悩みます。
まあ、基本の整備をしっかり行うしかないのですが、いろいろな車種がありますので、一筋縄にはいきませんね。
予定の時間で終わることは、まずありません。(能力の問題か?)
カーボン落としのつもりが、ポート研磨になり、バルタイの調整に神経をとがらせ、夜な夜な作業が長引きます。
さて、どのようなフィーリングのエンジンになったのか、フレームに積み、火を入れるときを待ちます。

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フレームにエンジンを積み込み、各パーツ郡をセットしていきます。
マニュアルの指示に従い、トルク管理、取り回しを怠りません。
バッテリーを積み込んで、いよいよ火を入れるときがきました。
キュル、ボウー、という音と共に、元気良くエンジンが始動し、モチュール300Vの独特の匂いがエキゾーストから立ち上り、排気ガス規制を無視したレーサーのガスに目を細めながら、皆で安堵した瞬間でした。
アイドリングの感じから、結構いけてる予感のするエンジンになったと自己満足です。(思い込みは大事です)
次は、サーキットでの慣らし走行です。

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