TL1000R オリジナルシート加工

2014.11.10 21:21 CUSTOM, NEWS

スズキTL1000Rのノーマルシートは、レプリカタイプのオートバイとしては、かなりフカフカなシートとなっています。
TLに限らず、スポーティーな走りをしようと思うと、多くの車種でシートについての不満がでてくることがあります。
以前、私も初期型のヤマハR1でレースに出場していたときにノーマルシートを薄く加工して乗っていました。
特に、リアのユニットをオーリンズ等のものに換装した場合に、シートのクッション性が邪魔をしてセッティングを難しくしたり、タイヤの情報が伝わるまでの大きなタイムラグを生じたりと、デメリットが生まれていると思います。
当店のお客様のTL1000Rは、ワインディングを楽しむことを主体に改造を進めており、足回りのセッティングにおいて、どうしてもシートのチューニングが必要となってきました。
そこで、お客様と相談の結果、ただシートのあんこを薄くするだけなら当店で可能なのですが、やはりもっと上質なシート加工をしたいという(腰のある)ご希望を叶えるべく、
シート加工の必殺職人である、シートジョイさんに依頼することにしました。
シートジョイさんの社長様と色々とディスカッションの結果、待ちに待ったオリジナルシートが完成しました。
ノーマルより若干低く、タンクとのフィッティングを考慮した傾斜角、足つき性の向上、特殊なウレタンによる腰の強さ、メッシュとプレーンの異なった生地によるシート地の作製、どれをとってもこだわりのスペシャルシートとなっていました。
早速、試乗していただきましたが、オーリンズの味がわかりやすくなり、コーナーリング中のホールドも向上し、安心して攻めれるようになった。抜群の出来上がりとの評価をいただきました。
シートの重要性を改めて感じましたね。
当店でも、ジョイさんのシートは大好きで、CB750Fのお客様には、ほとんど採用して頂いてます。

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2 Comments to “TL1000R オリジナルシート加工”

  1. コメント by K1 | 2014.11.22 21:50

    本日も、お世話になりました。予定外にFX君の到着が遅くなり、平戸でUターンとなりました。いつものことなので仕方ない・・・〈笑〉
    さて、夕方も突然お電話差し上げ申し訳ありませんでした。理由がわかって、ホッとしました。
    距離は乗っていませんが、逆に乗っていないことで劣化してしまったのではと、私なりに考えてみました。
    ・・・にしても、ガタが大きすぎてアクセル抜いてからの再加速、シフトダウンからの加速・・・一旦アクセルを抜いてからの加速で全てワンテンポ遅れるので、気持ちよく乗れず、悪いことにガチャっと音がすることも〈泣〉
    スプロケが、手で動かせるほどに大きなガタがでていた状態で、乗っていたので、ホイールが傷んでないかと少し心配しているところです。
    また、ご面倒をおかけしますがよろしくお願いします。

    PS たぶん(間違いなく)、近いうちにFX君が美味しい高級なお茶を持参し、うか  がうはずですので、楽しみにされてて下さい〈笑〉。持参しない場合は、本人に請  求してください。

  2. コメント by SRP | 2014.11.22 23:01

    マルケ(ホイールテクノロジー)さんのHPをみると、対策品(日本製)に最近変更になっているみたいですね。
    寿命が長くなかったのかもですね。
    早急にお取り寄せ致します。すみません。
    お茶楽しみです。高級メロンごちそうさまでした。

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